今年のマイルチャンピオンシップ。
勝ったのはペルシアンナイト。アグネスデジタル以来、17年振りの3歳馬での勝利とあり歴史的にも名を残す結果に。
同馬の地力も再確認されたものの予想以上に馬場が回復したことも勝因だろう。
また、今回注目したいのは鞍上M.デムーロ騎手の好騎乗、好判断だ。
要点にまとめて紹介したい。

《M.デムーロの好騎乗の要点》

①スタートでの判断
スタートはもっさり、やや出負け気味。
ここで無理せず下げて後方も内に入れ、ロスの少ないインコースの位置を確保。

②道中での我慢
3コーナーあたりから他馬が数頭動くも内で手応え良くジッと我慢。つられて動きたくなる局面でもチャンスをジッと待ち無駄な脚を馬に使わせなかったこと。

③勝負どころ~直線の判断
下記の画像にも参照だが、ジッと我慢したことが功を奏しチャンス。左に大きくスペースが出来る。逆に早めに動いた馬たちは大外まわりかなりロスの大きな立ち回りになっていることがわかる。そして瞬時にエアスピネルの脚が一番残っていることを判断し後ろを確保。絶好位から運んだエアスピネルがあけたスペースをそのまま活用しつつ射程圏。

大まかに、この3つがM.デムーロの好騎乗だった。好騎乗、好判断が進路やスペース、そしてチャンスを生み大外枠の不利もものともせず最後の差し切りに繋がったと言える。

M.デムーロ自身、オークス以来G1での騎乗機会は10戦連続馬券圏内と勢いに乗るジョッキーだ。今回は腕があるジョッキーが勢いに乗ると叶わないなと感じるレースだった。
今更ではないが今後とも目の離せないジョッキーだろう。